交流会 緊急 ”ウィルス対策室”
2006

セキュリティ対策のすすめ(概略)
ここのところ、日本国内においても、これまでにはない勢いでコンピュータウィルスの被害が拡大しています。
コンピュータウィルスは、それほどの実害はないもの、ソフトやデータを勝手に書き換えたり削除してしまうもの、ハードウェアに致命的な損傷を与えるものなど色々な種類が存在します。
コンピュータウィルス自体はプログラムの一種ですので、
幸い人間には感染しません!! (^_^)
ただし、被害が拡大すると、その対策に追われて寝不足になったり疲労が蓄積したり、関係先を謝罪して回ったりでストレスが溜まり、間接的に人体に害を及ぼすこともありえますので気をつけなくてはいけません。

最近のウィルスの特徴は、その感染力の強さにあります。
ウィルス自身が送信機能を持っているのものあり、自分自身のコピーを添付ファイルとして電子メールで勝手に送出すため、感染していることに気づくのが遅れると被害は急速に拡大してしまいます。

また、従来は「メールの添付ファイルを開かなければ大丈夫」ということが言われていましたが、最近のものはメーラーのプレビュー画面に表示されただけで感染してしまいます。発信元がよくご存知の方であっても、その相手の方が気がつかないうちに勝手に送信されたウィルス添付メールの可能性もありますから油断大敵です。
この他に、ウィルスに感染している(あるいは故意に仕込まれている)ホームページを閲覧しただけで感染するものもあります。インターネットを通じて不正遠隔操作を可能にするプログラム(トロイの木馬)を埋め込まれてしまう場合もあります。
こうなると、あなたのパソコンはハッカーの最高の隠れ蓑となってしまいます。あなたがこういった事態に陥っていることに気づかず、あなたのパソコンが発信元となってどこかしらのサイトやサーバー、パソコンなどに大きな被害をもたらした場合、本来何の関係も悪意もないあなたが法的責任や賠償責任を負わされる可能性すら生じてきます。あなたの管理責任が問われるわけです。
コンピュータウィルスの被害者となったあなたは、同時に加害者になってしまうわけです。
では、こういった被害からあなたのコンピュータを、そしてあなた自身を守るにはどうすればよいのでしょうか?
ご自身で対応可能な一番簡単な方法は、適切なウィルス検出ソフトの導入でしょう。
 

1− ウイルス検出ソフトの導入

パソコンのメモリに常駐して、色々な経路から侵入してくるウィルスを検知し、修復できるものは修復し、それが不可能なものは隔離して被害が及ばないように処理してくれます。下記の3 社のものが有名です。

・シマンテック社 (ノートン・アンチウィルス
・トレンドマイクロ社 (ウィルスバスター
・マカフィー社 (マカフィー・ウィルススキャン


ウィルス検出ソフト自体はいずれも実売価格数千円程度です。ただ、最近はファイアウォール機能(ハッカーの侵入などを防御するもの)を併せ持ったものが多く、これらでも実売価格数千円から一万円前後までです。
導入に際しての留意事項
「はいハイはい・・・」でインストールしたがために、ファイアウォール機能の設定が正常に行われず、本来インターネットに接続して利用するブラウザやメールソフトがインターネットに接続できなくなってしまったというトラブルが非常に多く発生しています。インストールの手順や導入に際しての説明をよく読み、内容を理解してからインストールしてください。
最新のウイルスに対応するためのパターンファイルをメーカーのサイトから随時ダウンロードする機能を持っているものがほとんどですが、この機能を手動に設定して更新を忘れていたり、更新を怠っていたりすると十分な効果を発揮しませんのでご注意ください。
ウィルス検出ソフトはメモリに常駐して動作します。それゆえに、CPU の速度の遅い旧型のパソコンやメモリ搭載量の少ないパソコンでは、すべての動作、反応が鈍くなる(重くなる)可能性があります。
特に、ウィンドウズ98 系ではリソース不足に陥りやすくなり、その結果、フリーズ(パソコンが反応しなくなる状態)を起こしたり、頻繁にスワップ(*1) を起こすようになります。このような場合は、メモリの増設などの処置が必要となります。
(*1) スワップとは、メモリが不足した場合に、データをハードディスクに書き出してメモリの代わりをさせる機能です。メモリに比べるとハードディスクの処理速度は非常に遅いので、スワップを起こした途端に動作が急激に鈍くなります。
2−ファイアウォール機能の重要性について
日本においても、ISDN やADSL、ケーブル接続による常時接続が手軽に利用できるようになり、接続時間を気にせずに定額で長時間インターネットを楽しめるようになってきました。これは非常に便利で快適な反面、ハッカーに狙われる危険性が高まるということでもあります。ハッカーは、主にポートスキャンという手法を使って侵入しやすいコンピュータを常に検索しています。あなたのパソコンも例外ではありません。
私のところでモニタして限りでも、1 時間に少なくとも数回のポートスキャンがかかってきます。発信元の追跡調査をすると、それはヨーロッパからであったり、中国からであったりします。
一旦ハッカーの侵入を許すと、プライバシーにかかわる情報を持ち出されて思わぬ場所で公開されたり、パソコンの中のデータを改ざんされたり破壊されたりします。また、他のコンピュータを攻撃するための踏み台にされたりもします。
ハッカーの侵入からあなたのパソコンを守るためにも、ウィルス検出ソフトをお求めになるのでしたらファイアウォール機能を併せ持ったものを選ばれることをおすすめします。ただし、導入時の設定は慎重に!
2−バックアップ対策の重要性

ウィルス感染やハッカーによる攻撃、落雷、停電、パソコンのクラッシュなどによるデータの消失・・・パソコンに保管されているデータはこういった危険に常にさらされていると考えて間違いありません。
こういった事態に陥ってから後悔しても、ほとんどの場合は失ってしまったデータは戻ってきません。企業にとっては、大きな損害を被り、修復のために多大な費用・労力、時間を費やす結果となりかねません。
個人レベルで見ても、思い出の詰まった大切なデジカメの写真データやこれまでやり取りしたメールなどを失ってしまうことは大いなる損失のはずです。

常日頃からデータのバックアップはこまめに行う!!
<<これが一番確実です。>>
市販されている専用のソフトを使う方法やフリーウェアのソフトを使う方法、Windows が備えているバックアップ機能を使う方法等、手段はいろいろありますがここではその手法については割愛させていただきます。
突然、パソコンが何日も使えなくなった場合、あなたの会社は正常な業務を続けることができますか?
その日は、予兆もなく突然やってきます!! いつか必ずやってきます!!

企業様の場合は、相応の専門知識をもった社員を担当にあてて対策を取るか、専門の業者にサポートを依頼されるのが懸命です。
データの消失は、企業活動にとって致命的な損害を及ぼします。

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